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UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループG第6節が8日に行われた。カンプ・ノウでは、すでに突破を決めている1位バルセロナ(スペイン)と2位ユベントス(イタリア)が首位通過を懸けて対戦。3-0で勝利を収めたユベントスが勝ち点15でバルセロナと並び、当該チーム間の得失点差により首位での決勝トーナメント進出を決めた。バルセロナは暫定9位に沈むラ・リーガの不調を引きずる形で完敗。開幕からの連勝が5でストップし、2位通過となった。

両チームの前回対戦は10月28日に開催された第2節。アウェーのバルセロナが2-0で勝利し、3ポイントを持ち帰った。同試合ではFWクリスティアーノ・ロナウドが新型コロナウイルス陽性で欠場。今節はFWアルバロ・モラタとの2トップで先発出場し、レアル・マドリーに在籍していた2018年5月のエル・クラシコ以来、約2年半ぶりにFWリオネル・メッシとのスーパースター対決が実現した。

序盤から押し込んだユベントスは前半12分、PA内左で仕掛けたC・ロナウドがDFロナルド・アラウホに倒され、PKを獲得する。同13分に自らPKキッカーを担ったC・ロナウドが右足でゴール中央に沈め、先制弾を奪った。

前半20分にはPA手前左に切れ込んだMFアーロン・ラムジーから中央のMFウェストン・マッケニーを経由し、PA内右のMFファン・クアドラードへ。ニアに走ったC・ロナウドにDFクレマン・ラングレとアラウホの両センターバックが引き付けられると、クアドラードからのワンタッチクロスを中央でフリーとなったマッケニーが右足のジャンピングボレーで叩き込み、リードを2点に広げた。

0-2となった後にパスワークで敵陣深くまで運ぶシーンが増えたバルセロナだったが、時にはC・ロナウドやモラタも下がって加勢するユベントスの守備ブロックを崩し切れない。トップ下に入ったメッシが前半22分に左足で打ったミドルシュートはGKジャンルイジ・ブッフォンがセーブ。同36分にはメッシが左のDFジョルディ・アルバに展開し、リターンパスに左足で合わせるが、ブッフォンの正面を突く。さらに同アディショナルタイム1分、同じような形からJ・アルバからの折り返しに反応するも、左足のシュートは再びブッフォンに阻まれた。

リードして折り返したユベントスは後半の立ち上がりに3点目を奪う。後半4分、右サイドのクアドラードからのクロスのこぼれ球をPA内中央のマッケニーが落とし、受けたラムジーが至近距離から左足でシュート。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのファインセーブでネットは揺らせないが、マッケニーに対応したラングレにハンドがあったとして、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でPK判定となる。後半7分、PKキッカーのC・ロナウドが右足でゴール左に突き刺し、この日2点目で3-0とした。

バルセロナは積極的な交代策で打開を図るが、メッシら攻撃陣の沈黙が続く。一方のユベントスは後半30分、左CKの流れからDFレオナルド・ボヌッチが押し込み、チーム全体で喜びを爆発させる。しかし、VARでオフサイドと判定され、得点は無効となった。試合はそのまま3-0で終了し、ユベントスが逆転での首位通過。バルセロナは今大会初黒星を喫し、2位での決勝トーナメント行きとなった。